明日(4/14)から統一地方選挙の後半戦が始まります。選挙において、投票する候補者を選ぶのに、ポスターを見る、という方も多いと思います。選挙ポスターは大きさの上限が決まっており、縦でも横でも大丈夫、記載内容も公序良俗に反したり誹謗中傷が含まれたりしていなければ基本的に自由です。昔は書で自分の名前を書いただけの人もおられたとか。
そして、この選挙ポスターを貼れる場所は「選挙運動用ポスター掲示場」と言い、自治体の選挙管理委員会が場所と数を決めます。尾張旭市の場合は、1エリア7ヶ所で21エリアなので147ヶ所だと思います(確か)。以前は22エリアあったので154ヶ所だった記憶があります。
選挙運動用ポスター掲示場(オープンデータ)
市域が広くなれば、この数も増えていきますので貼る作業は大変になります。尾張旭市は比較的コンパクトなので、逆にポスターだらけという印象を受ける地域もあります。
このポスター掲示場ですが、自治体によってかなり異なります。右からだったり左からだったり、縦3段だったり4段、5段だったり。最近では公平を期すために、番号が順番に並んでいない自治体もあるようです。しかも掲示場ごとに番号の並びがランダム、というところもあるようで、貼り手さんは自分が貼る番号を探すのに四苦八苦でしょう。尾張旭市は右から左、市議選の場合は縦に3段です。
これもかなり経費削減の工夫がされていて、他の選挙のやつと繋げてみたり、再利用ができるようにしてみたりといろいろありましたが、結局はあまり変わらない感じですね。昔はベニヤ板でしたので画鋲で補強していましたが、今は画鋲が刺さらない素材になっています。よって、両面テープで貼るのですが、ポスターを印刷して後付けで貼るのは結構大変でした。最近は、ポスターの裏面が全面両面テープ、というタイプが主流かと思いますが、これは貼る時に裏の紙を剥がしてちょっと油断するとくっついてしまうので、貼り手泣かせではあります。ポスター印刷にお金かけすぎ!などと言われることもありますが、こうした加工をすれば高額にはなります。
ポスター掲示場として使用できる場所もだんだん限られてきていて、選挙のたびに何ヶ所かは場所が変わります。多くは公共施設や公園などに設置されますが、有権者の方に見ていただけることが大前提です。今年のポスター掲示場を見ていると、かなり低い位置に設置されている気がします。見る側にとってはある程度目線の高さくらいのほうが良いのですが、実は貼るほうが大変で、高いところに手が届かないので脚立を持って回っているチームもあります。おそらく、そんな声があって低くしたのだと思います。
でもこれ、ごみの日は積まれ方によっては被ってしまうポスターもありそうです。この番号は(ほとんど)抽選で決まりますが、12番とか15番を引かれた(引くのは選管)方はちょっとかわいそうかもしれません。
この番号もいろいろ作戦があって、1番が欲しいのはやまやまですが、最上段を希望する人が多いと思います。また、立候補しそうな人数を見極めて、あえて目立つように抽選に参加しない方もおられます。例えば、立候補者が28人になりそうだったら、わざと遅れていって28番を取る、といった感じです。この場合、受付と同時に番号が「ほぼ」決まるので、陣営の動き出しも早くできますし。(届出受理前に貼ることはできませんが)
今回は23名の予定ですので、一番左が2枚になりますね。あまり目立つとも言えないかもしれません。
ポスターを事前に提出しておいて、貼ったものを掲示してくれればいいじゃないか、というような議論を聞いたことがありますが、私は反対です。ポスターの貼り方一つとっても、戦略が出るものです。エリアが広い地域や、政党所属の候補者は、ポスターを貼り合うこともやられています。自治体によっては、シルバー人材センターに仕事としてポスター貼りが依頼できるようになっています。
いずれにしても、明日から選挙が始まります。
県内某所で車が信号待ちになったところにあった選挙事務所予定場所で、看板は丸見えでしたね。わざと白い薄い布を掛けて見えるようにしているのだと思いますが、政党推薦の候補者でもあるようですし、正々堂々とやっていただきたいです。(ちなみにこの方とは面識も何もなく、たまたま通りがかっただけです。他にも透けて丸見えや選挙事務所要提灯の掲示などが散見されました)
そして、この選挙ポスターを貼れる場所は「選挙運動用ポスター掲示場」と言い、自治体の選挙管理委員会が場所と数を決めます。尾張旭市の場合は、1エリア7ヶ所で21エリアなので147ヶ所だと思います(確か)。以前は22エリアあったので154ヶ所だった記憶があります。
選挙運動用ポスター掲示場(オープンデータ)
市域が広くなれば、この数も増えていきますので貼る作業は大変になります。尾張旭市は比較的コンパクトなので、逆にポスターだらけという印象を受ける地域もあります。
このポスター掲示場ですが、自治体によってかなり異なります。右からだったり左からだったり、縦3段だったり4段、5段だったり。最近では公平を期すために、番号が順番に並んでいない自治体もあるようです。しかも掲示場ごとに番号の並びがランダム、というところもあるようで、貼り手さんは自分が貼る番号を探すのに四苦八苦でしょう。尾張旭市は右から左、市議選の場合は縦に3段です。
これもかなり経費削減の工夫がされていて、他の選挙のやつと繋げてみたり、再利用ができるようにしてみたりといろいろありましたが、結局はあまり変わらない感じですね。昔はベニヤ板でしたので画鋲で補強していましたが、今は画鋲が刺さらない素材になっています。よって、両面テープで貼るのですが、ポスターを印刷して後付けで貼るのは結構大変でした。最近は、ポスターの裏面が全面両面テープ、というタイプが主流かと思いますが、これは貼る時に裏の紙を剥がしてちょっと油断するとくっついてしまうので、貼り手泣かせではあります。ポスター印刷にお金かけすぎ!などと言われることもありますが、こうした加工をすれば高額にはなります。
ポスター掲示場として使用できる場所もだんだん限られてきていて、選挙のたびに何ヶ所かは場所が変わります。多くは公共施設や公園などに設置されますが、有権者の方に見ていただけることが大前提です。今年のポスター掲示場を見ていると、かなり低い位置に設置されている気がします。見る側にとってはある程度目線の高さくらいのほうが良いのですが、実は貼るほうが大変で、高いところに手が届かないので脚立を持って回っているチームもあります。おそらく、そんな声があって低くしたのだと思います。
でもこれ、ごみの日は積まれ方によっては被ってしまうポスターもありそうです。この番号は(ほとんど)抽選で決まりますが、12番とか15番を引かれた(引くのは選管)方はちょっとかわいそうかもしれません。
この番号もいろいろ作戦があって、1番が欲しいのはやまやまですが、最上段を希望する人が多いと思います。また、立候補しそうな人数を見極めて、あえて目立つように抽選に参加しない方もおられます。例えば、立候補者が28人になりそうだったら、わざと遅れていって28番を取る、といった感じです。この場合、受付と同時に番号が「ほぼ」決まるので、陣営の動き出しも早くできますし。(届出受理前に貼ることはできませんが)
今回は23名の予定ですので、一番左が2枚になりますね。あまり目立つとも言えないかもしれません。
ポスターを事前に提出しておいて、貼ったものを掲示してくれればいいじゃないか、というような議論を聞いたことがありますが、私は反対です。ポスターの貼り方一つとっても、戦略が出るものです。エリアが広い地域や、政党所属の候補者は、ポスターを貼り合うこともやられています。自治体によっては、シルバー人材センターに仕事としてポスター貼りが依頼できるようになっています。
いずれにしても、明日から選挙が始まります。
県内某所で車が信号待ちになったところにあった選挙事務所予定場所で、看板は丸見えでしたね。わざと白い薄い布を掛けて見えるようにしているのだと思いますが、政党推薦の候補者でもあるようですし、正々堂々とやっていただきたいです。(ちなみにこの方とは面識も何もなく、たまたま通りがかっただけです。他にも透けて丸見えや選挙事務所要提灯の掲示などが散見されました)