激戦・乱戦が予想される尾張旭市議会議員選挙ですが、名前が挙がっている人の中に、今の市長の市政運営をかなり声高に批判していた方が何人かいます。当然、今の市長の市政運営を変えるべく、議員になるのだと思っていましたが、どうやらそうではない方がいらっしゃるようです。市長与党を公言したり、市長後援会の市政報告会に出席していたり、なんだかなぁ、という状況です。
少し前まで、後援会のリーフレットに市長と握手している写真を載せたり、市長の推薦文を載せたりするのがはやりでした。今でも、公選ハガキには市長の名前が載っているケースは多くあります。しかし本来、二元代表制の中、お互いに切磋琢磨する立場にある以上、この構図は分かりにくいと思います。私も、前の市長から、写真撮るなら時間取るよ、とまで言っていただいたことがありましたが、それは筋が違うからと丁重にお断りをしたことがあります。一方で、市長選挙で戦った相手候補の方が、一緒の写真を撮るためお願いに行った、なんて話を聞きますと、正直なところ「何のため、誰のために議員になろうとしているのかな?」と思えたものです。今回のことは、これとオーバーラップします。
愛知県議会や名古屋市議会でも、知事や市長のローカルパーティーにすり寄ろう、という雰囲気が大きくなっています。「民意」という便利な言葉を盾に、自分のポリシーを曲げる人も出てくるでしょう。あえて、所属していたり推薦をもらっていたりした政党の公認や推薦を外し(隠し)ている人もいます。「戦えない」とは方便で、要はより確率の高くなる方法に寄っていきたい、何かに依存したい、ということなのだと思います。そんな政治家が、市民国民から果たして信頼されるのでしょうか?
自分の思いを訴えて、それでも落選したのなら、それはそれで仕方ない、私は今までもこれからもそういう気持ちです。自分の思いを曲げて当選することの方が、私にとっては耐え難いことなので。
少し前まで、後援会のリーフレットに市長と握手している写真を載せたり、市長の推薦文を載せたりするのがはやりでした。今でも、公選ハガキには市長の名前が載っているケースは多くあります。しかし本来、二元代表制の中、お互いに切磋琢磨する立場にある以上、この構図は分かりにくいと思います。私も、前の市長から、写真撮るなら時間取るよ、とまで言っていただいたことがありましたが、それは筋が違うからと丁重にお断りをしたことがあります。一方で、市長選挙で戦った相手候補の方が、一緒の写真を撮るためお願いに行った、なんて話を聞きますと、正直なところ「何のため、誰のために議員になろうとしているのかな?」と思えたものです。今回のことは、これとオーバーラップします。
愛知県議会や名古屋市議会でも、知事や市長のローカルパーティーにすり寄ろう、という雰囲気が大きくなっています。「民意」という便利な言葉を盾に、自分のポリシーを曲げる人も出てくるでしょう。あえて、所属していたり推薦をもらっていたりした政党の公認や推薦を外し(隠し)ている人もいます。「戦えない」とは方便で、要はより確率の高くなる方法に寄っていきたい、何かに依存したい、ということなのだと思います。そんな政治家が、市民国民から果たして信頼されるのでしょうか?
自分の思いを訴えて、それでも落選したのなら、それはそれで仕方ない、私は今までもこれからもそういう気持ちです。自分の思いを曲げて当選することの方が、私にとっては耐え難いことなので。