今日は朝から、グリーンシティビル1階で開催された、向自治会の防災セミナーに出席しました。役員の方々に、災害発生時の自助・共助・公助のそれぞれの大切さを担当者からお話させていただきました。私も冒頭のあいさつの中で、災害の時こそ、共助が大事であり、普段からの顔の見える関係や、よく通る道路のチェックなどで防げる被害は多いことをお話させていただきました。それは決して、市役所が公助を放棄するということではありませんが、それでも高々600人弱の市役所職員でやれることには限界があり、いかに地域が力を発揮するか、まさに「共助」が鍵を握ると考えている、ということです。それは、地震災害に限らず、風水害でも同じだと考えています。

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帰りがけに、参加者の方からお声がけをいただき、ブログに書いたネタのことでお礼を言われました。そんなつもりはなく、本当に感動したから素直に載せただけだったのですが、喜んでいただけてかえって恐縮してしまいました。内容は卒業式の答辞のことだったのですが、その選ばれ方について、我々の頃とは違う激しいものになっていることも教えていただきました。だからこそ、あれだけクオリティの高い、自分の言葉で伝え聞いている人を感動させる文章になるんだなあ、とも思いました。


今日、会場ではハザードマップが配られましたが、今一度、皆さんに市で発行しているいろいろなマップの内容をご確認いただきたいです。

各種マップ

最近何かと話題の「ため池ハザードマップ」もあります。よく分からないけど何か不安だ、とおっしゃる前に、こうしたマップもよくご確認いただければと思います。

ため池整備

市内のため池の耐震診断状況は上記のページで分かります。


とまあ、ここまで書いてリンクを張っておいて何なんですが、尾張旭市のホームページはやはり充実しているとは言い難いです。リニューアルして確かに見やすくはなったのですが、その時に作ったページが以降、更新されること無くそのままだったりします。先日リンク張ったページも、必要最低限の文章が記載されているだけで、そこから伝わるものは何もありませんでした。

今や、何かあればまずはホームページで検索、しかもスマホで、というパターンがほとんどだと思います。よく「子育て支援を徹底的に比較しました」というような話を聞きますが、その多くは長久手市や日進市を選択されており、なぜなのか?ということを考えてみた時、決して施策としては劣っているわけではありません。となると、おそらく調べる手段はホームページで、そこに必要な情報が記載されていない、あるいはたどり着けなかったのではないか?と思われます。尾張旭市のホームページは、市役所の組織構成や事務事業名などが分かっている人がストレートにたどり着くことができても、何かよく分からないけど困り事や悩み事で探そうとしたときには、なかなか目的の情報にたどり着けないような印象があります。我々内部の人間は、分かってしまっているからたどり着けてしまう、だから気づけないのではないか?ということも最近感じてきました。

ということで、一度ホームページを全面的に見直すよう指示しました。中には最終更新日が何年も前になっているページもあります。それは、言われたから作ったページであり、そこから何かを伝えようとか、市のPRに繋げよう、という意思は感じられません。しかし、それではいけません。今や、ホームページは無くてはならないPRツールなのですから。一時的にページを直したりする手間は発生しますが、それで電話やメールでの問い合わせが減ると考えれば、かなり効果も大きいと思います。

必要ならば、Webデザインを学んでいる学生などに統一的にチェックしてもらい、改善に繋げていくようなことを、たとえ予算がかかってもやっていこうと思います。これまでずっと

自己PRが下手な尾張旭市

でしたが、そこから脱却して、やっていることはきちんと「やっている」と伝えるようにしていきたいと思います。まずは

日本一親切な自治体ホームページ

を目指していきたいと思います。


<市長公務2366日目>
10時~ 向自治会防災セミナー<あいさつ>