今日は早朝からパトカーに乗り込み、市内の街頭監視実施状況を見て回りました。暑い中ですが、夏休み目前の児童・生徒たちの登校を、多くの皆さんが見守っていただいていました。ありがとうございます。


朝、タイのバンコク都からのお客様をお迎えしました。健康都市の絡みで、バンコク都の企画部門の皆さんが、SDGs推進研修の一環として尾張旭市の健康都市の取り組みの視察に来られたもので、私から歓迎のあいさつもさせていただきました。尾張旭市の健康都市の取り組みは、SDGsを意識して始めたものではありませんが、改めてその関連性を確認したところ、かなりの部分で高い関連性を示し、施策の方向性もSDGsの17の目標に向かうものであることが分かりました。そのあたりについて、食改さんなどにもご参加いただき研修をしていただきました。


私は記念撮影までで抜けさせていただき、NPO法人ウィル21フォーラムさんによる男女共同参画の取り組みについてのインタビューを受けました。個人としての思い、市としての大きな方針、事業所としての市役所の取り組み、などについてざっくばらんにお話をさせていただきました。


午後からは、2回めになる保育士さんとの意見交換会を開催しました。今日は副園長級の皆さんが対象で、テーマは前回と同じ4項目でしたが、副園長制度が管理職育成に繋がるかどうか、などの視点でも意見交換させていただきました。前回と同じような意見もありましたが、全く違う意見もあり、その辺りは面白くもありました。根強くあると感じたのは「本当に子育て支援になっているか?」という点で、大きな疑問を持って保育に取り組んでいる、という点でした。そうなのです。今行政が提供するサービスはほとんどが保護者目線、保護者要望に沿ったもので

子育てしている人支援

になっています。それで良いじゃないか、という声も聞こえてきそうですが、一番近くで、長い時間子どもたちと接し、子どもたちの話を聞いている保育士は、保護者の要望と子どもの願いが必ずしもマッチしていないことを肌で感じているわけです。今実際、行政サービスは「働いてない親だって預かって欲しい、子どもと離れたいときだってある」という要望を満たす方向に向かいつつあります。それを満たさなければ、

子育てしにくいまち

と言われてしまいます。それはまた、虐待やネグレクトという方向にいくことを防ぐことに繋がり、回り回って子どものためになっている、とも言えます。どこに「公」としての主眼を置くか、今一度国家として整理する必要があるのではないでしょうか。これは私も同意見でしたが、企業側が公に委ねすぎておいしいところどりしている側面はとても強いと思います。


夕方、派遣先の岡山県倉敷市から帰還した消防隊の報告を受けました。かなり離れた病院までの搬送を受け持ったということで、大きな傷病者はいなかったものの、高齢者が多かったということでした。驚いたのは後方支援隊が消防車両と一般車両を分けて誘導していた、という点において、一般車両は基地となっているスポーツセンターに避難してきた人なのかと思ったら、何と!

テニスとかしに来ている人

だったそうです。こんな時でも普通に営業しているんですね、スポーツセンターは。中には「何でこんなに消防車がいるの?」と、同じ被災地市内の方とは思えないような発言もあったようです。何もかも自粛するのが正しいとは言えないとは思いますが、釈然としないものも感じました。何はともあれ、6人の消防隊員の皆さん、大変お疲れ様でした。

救命講習1




<市長公務2299日目>
7時20分~ 交通安全街頭大監視
9時30分~ バンコク都のためのSDGs推進研修<あいさつ>
10時~ NPO法人ウィル21フォーラムによるインタビュー
13時15分~ 保育士との意見交換会
16時~ 打ち合わせ
16時45分~ 7月豪雨被災地派遣緊急消防援助隊帰庁報告