夜中、ワールドカップのポーランド戦を見ていました。最後のところ、これはどこまでいっても結論が出ないだろうな、とも思いました。嫌いな人は嫌いだろうし、決勝リーグに行けたんだからいいじゃないか、という人もいるでしょう。それは好き嫌いの話なので、結局どちらが正しいという結論にもならないと思います。

個人的には、サッカーの1試合として見ればあれはサッカーじゃないな、と思います。ただ、ワールドカップという大会のルールの中での1シーンだったんだろうな、と思います。フランス-デンマーク戦でもブーイングが起こりましたので、あのシーンはブーイングが起こることも想定内だっと思います。確かなことは、この後、赤い悪魔と言われるベルギーと決勝リーグ初戦で戦って、その結果で

やっぱり

と、さも知ってたかのように評価されることです。仮に、ベルギーに5-0で負けるようなことがあれば、「やっぱりあの時攻めて1点取りにいって潔く負けてた方が良かった」と言われるでしょうし、仮に勝ち進んでベスト4に残るようなことがあれば、「やっぱりあの時、時間稼ぎして正解だった」と言われるでしょう。今回のこの試合だって、攻めて1点取って引き分けていたら、攻めて逆に2点めを取られていたら、攻めてイエローカードをもらっていたら、セネガルが1点返していたら、コロンビアがもう1点取っていたら、いろいろなシチュエーションがあるわけで、それぞれがそれぞれに評論されたことでしょう。「なぜキャッチングじゃなくてパンチングだったのか?」などと責められたって、誰も得るものは無いと思うんですけどねぇ。

あれが悪い、これがいけない、と言うのではなく、純粋に日本人として日本チームを応援するなら、その時その時の選手や監督の決断を尊重して、頑張れ!で良いと思うのは甘いですかね?


通勤経路にある水路で何度かカモのつがいっぽいのが泳いでいるのを見たのですが、今日

⇒卵あたためてました!
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緑のネットは元々あったのか、上のわらみたいなのはカモがかけたのか、よく分かりませんが、上手に巣を作ったみたいです。強風が吹いたりしたら心配な部分はありますが、無事卵が孵るといいな、と思います。幼稚園バスを待っている子どもたちも、「今日もいるよ!」と興奮していました。


今日は午後から、行政評価推進本部会議を開催しました。議論伯仲、みっちり2時間かかりました。要は、昨年度の実績を踏まえて、来年度予算を編成するにあたり、重点的に取り組むところを決めよう、という会議だったのですが、その前の評価の一覧の段階で「この評価は厳しすぎるのでは?」とか「なぜこういう評価になったのか?」という議論になってしまったので、なかなか進まなかった、というのが実態です。

最後は子育て支援に重点を、ということになったのですが、確かに「子育てしやすいまちだと感じる人の割合」は伸び悩んで低下してきていますが、高齢者福祉も不満がたまり同種のアンケート結果は芳しくありません。じゃあ、低いところ全部やるか、というと、なかなかそこまでの余裕が無いのが実態です。何をもってして「子育てしにくい」と感じられているのか、もう少しプロジェクトチームなどで堀り下げてもらうよう私からは指示しました。なぜなら、よく「長久手は子育てしやすい。イケアやイオンが近くにあって、市が洞や竹の山にはお洒落な店が多い」と言われるのですが、正直なところ、それがどうして子育てしやすさに繋がるのか分かりません。だって、そう言っている人も別に車で行っているだろうし、そもそも毎日は行かないだろうから、毎日関係ない車がたくさん通る方が住みにくい人もいるだろうし。そのあたりは「漠然としたイメージ」なのだと思いますが、結局は

お金がかからない

が一番効くと思います。かといってバラマキのようなことはしたくありません。新婚さんの最初の住む場所に選んでもらったら支度金を、という質問が以前ありましたが、何かのきっかけで選んでもらったら住み続けてもらえる自信があるんでしょ?と言われれば確かにそういう面もあるなあ、と最近思い始めました。そういうシティセールス的な面からの掘り下げもしてもらうよう指示しました。

四の五の言わずに50万円頂戴、あとはこっちでやるから、と言われたことがありますが、子育て世代の本音なのかもしれません。しかし、行政としてはやはりサービスで提供することが本質ですし、なぜそのサービスを提供するのか、いつまでやるのか、そういうこともしっかり議論して決めていきたいと思います。


<市長公務2288日目>
10時~ 平成29年度水道事業会計・下水道事業会計決算審査<あいさつ>
13時30分~ 打ち合わせ
15時~ 行政評価推進本部会議