今日は朝から幹部会を開催しました。この中で、公園(全67ヶ所)の照明227灯と道路の照明887灯全てがLED化されたことの報告がありました。これで、電気代節約のために間引かれていた照明も点灯することになります。整備費の平準化のため、ファイナンスリース方式によりLED化を図っています。ちなみに、数が多く、権利関係等が複雑な防犯灯については、自治会・町内会等により順次LED化が図られています。


午前中に、せとしん地域振興協力基金の理事会に出席しました。この基金は、基本財産に積んだ資本金の利子収入で、地域の自治体や団体のイベント等に助成を行っているものですが、近年の金利低下により、瀬戸信用金庫さんが1%の特別利子を設定し、寄附金と合わせて1500万円の資金を捻出するようになっていました。もちろん、利益相反の手続きは取っていましたが、税務署からのたびたびの指摘により通常金利0.0.1%を来年度から適用することになりました。7億円の資本に対して7万円…、これでは事業ができませんので基本財産を毎年取り崩す方式に変更することが今日の理事会で承認されました。正味財産にしておけばもっと取り崩しやすかったようですが、基本財産にしてしまっていたことで毎年県の許可がいることになるようです。地域活動の火を絶やさないために、ゼロ金利政策下で苦渋の決断をすることになりました。


午後からは関市の洞戸事務所にお邪魔し、東海若手市長の会の臨時総会と研修会を開催しました。

⇒歓迎の看板も
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総会で次年度の役員を決めた後、関市さんが全国でも先進的に取り組んでおられる「LGBTの取り組みについて」研修を実施しました。

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⇒スライドでの説明は分かりやすかったです
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LGBTに加えて今はiやqなども入ってくるという話もある中で、広辞苑の新版ではLGBとTはそもそも違うのではないかという話も出て、なかなかややこしいこともありますが、今日のスライドでの説明は大変分かりやすかったです。取り組みで先行する関市さんが直面している課題についても伺うことができ、改めて人によって考え方や感じ方に差がある取り組みであることも感じました。関市さんでも、パートナー証明書の発行については慎重に検討しているとのことで、やはり発行することは簡単だが、そうした理念や考え方を浸透させるほうが重要だと考えておられることもよく分かりました。

その後、通称「モネの池」としてSNSを発端に大ブレイクした「名もなき池」を見学に行きました。

⇒山の木々に細かく雪が残っている風景はキレイでした
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⇒板取方面は完全に雪国…
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⇒本当に小さな池でした
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⇒鯉は冬眠中らしい
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短い滞在時間の中、ぐるりと一周回って写真を撮ってみましたが、やはりよく見る正面からの角度が一番きれいでした。今日は日が差してなかったですが、水は青みがかかって透き通っていました。

⇒iPhoneでこんな感じ
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額にハートマークのある鯉は見つけられませんでした。寒いので基本的に鯉はあまり動いて無かったです。

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その後、奥長良川名水株式会社を視察させていただきました。元々、第3セクターとしてスタートし、現在は完全に民営化されているとのこと。なかなか利益を出しにくい「水」というものに、いろいろ工夫して付加価値をつけて経営も軌道に乗ってきているところだと説明をしていただきました。

⇒「軽い水」の開発を要望する日永愛西市長
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⇒水素水は手作業で梱包
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環境も課題も異なる、世代が近いだけの市長の集まりですが、毎回いろいろな情報を得られますし、大きな刺激も受けます。こうした横の繋がりも大切にしていきたいと思います。


<市長公務2153日目>
8時40分~ 幹部会
11時~ せとしん地域振興協力基金理事会
15時~ 東海若手市長の会臨時総会・研修会