今日は休暇をいただいていましたが、全国青年市長会の吉田本庄市長から、宇土市で土のう袋が緊急に必要だとの連絡があり、何人かの職員に休日対応してもらい、夕方までに1,600袋を発送することができました。被災地では雨天が続き、土砂災害も心配されています。被害拡大防止の一助になれば、と思います。

前日の出発式について、セレモニーは必要ないのではないかとか、トラックの荷台が満載でなくてもったいないとか、いろいろなご意見をいただいたようです。今回の地震災害では、ボランティアの受け入れや支援物資の受け入れについて、東日本大震災の時の教訓を生かし、必要なところに必要なだけ届ける、という形で進んでいます。都道府県なり地域なりで取りまとめがあれば、と考えていた矢先に、たまたまご縁があった全国青年市長会の関係で、今必要な物資等をマッチングしていただくことができました。被災自治体が必要としている物資と、尾張旭市が用意できる物資、それを付きあわせていただいて、他の自治体のリスト等とも合わせて調整していただいた結果の搬送であり、トラックの荷台を一杯にして、とにかく送り届ける、という方法は選択しませんでした。荷台の空いているところに、例えば保存食料を乗せて送ることは可能でしたが、現地での置き場所や今後の必要数、仕分けに携わる人数などを勘案した上での先方からの支援依頼ですので、こちらで勝手に判断して送ることはしませんでした。過去の震災では、あちらこちらから送られてきて最後は余った物資を処分するのに予算がかなり必要だった、という話もあったようです。

イベントを自粛するべきか否か、飲み会等が不謹慎か否か、など、災害時の対応については、それこそ人の価値観によって評価はまちまちだと思います。現在、職員の派遣についても検討中ですが、あくまで被災地で必要とされているそのニーズを把握した上で、必要な支援を今後もしていく、というスタンスで臨みます。ご理解とご協力をお願いします。

あいさつ


<市長公務1491日目>
今日は公務なし