今日は午前中に、あさひ健康マイスター表彰式を実施しました。私は、なかなか日程が合わず、参加できないウォーキング大会があったりして、達成が難しくなってきていますが、市民の方の達成者は80人を超え、お一人お一人に表彰状をお渡しするのが無理になってきました。それだけ活発になってきた、ということですが、500人弱の参加者をもっともっと増やしたいと思います。やっぱり、ポイントはポイントですかね?(洒落)


午後からは、㈱ゼンリンさんと、災害時のおける地図製品等の供給等に関する協定の締結をさせていただきました。これは、災害時に使用できる住宅地図や訓練にも使用できる広域図をご提供いただくもので、Webのシステムも使用させていただけることになります。災害時は、特に外部からの応援部隊は土地勘がなく、住宅地図は必須となりますので、この協定はありがたいです。


その後、時事通信社さんのインタビューを受けました。Web版の記事にしていただけるようです。いろいろネタも用意していましたが、記者さんの方で人口ビジョンと総合戦略について相当読み込んでおられ、それを中心としたインタビューとなりました。私はあまり他自治体の夢物語のような総合戦略を詳細に見ていないのですが、記者さんはいろいろな自治体のを見比べておられて、ある意味現実的な内容で、包み隠さず書いてあるところが「独創的で面白い」と言っておられました。「内容がつまらない」「五次総のコピーだ」ときつく言ってくる人もある中、そういう見方もあるのかと思いました。


夕方、あたまの元気まるのベースのシステムをライセンス販売している会社の方が来られ、市長室のモニタを使用してプレゼンをしていただきました。ある研究機関が、高齢になっての認知症や体力低下などの予防に注目し、このシステムを使用している自治体の中で、尾張旭市の取り組みに大きな興味を持たれ、ぜひセミナーで講演して欲しい、という内容でした。自治体では初めて取り組みましたが、今では20自治体、民間も入れると200以上の機関で使用されており、だいぶ広まってきた感があります。尾張旭市では、単に評価するだけでなく、その後の保健指導に繋げることを主眼としており、データもだいぶ集まってきました。今後、その研究機関との新たなコラボレーションも模索していきたいと思います。


先日、あるところから相談があって、その場では新しい動きがあったらまた来てください、くらいの話で終わったのですが、相手の本気度を勘案し、ほったらかしで市の望まない結果になっても、と思い、自分で半日くらい動いて方向性を探り、市としての提案をしたところ、どうやらその方向性で検討に入られるようで、すぐに動きがあったとのことでした。このやり方が正解かどうかは分かりませんが、部署を横断するような話とか、大きな方向性を決めるような話は、いち職員やいち部署では難しい面があり、今回は今のところ上手く進んでいる感じです。

今日の㈱ゼンリンさんや某研究機関との連携など、ほっておけば何事も無く進んでいくかもしれないことです。むしろ、そうした連携をすることで、短期的には仕事が増えるかもしれません。それを嫌がる職員がいることも事実です。しかし、私は将来的には、必ずプラスになると信じて取り組んでいます。災害が起こってから、認知症患者が増えてから、あーあの時もっと頑張っておけば…、と思っても遅いのです。話があったものにちゃんと調査もせずに飛びついている、という批判をする人もありますが、全く何もしていないわけではありません。しかし、こうしたチャンスを「近隣がやってないから…」と言いながら逃してきたのが尾張旭市だったと思います。そうして無難に過ごしていれば幸せになれる時代ではなくなっています。チャンスは、自ら動いて掴みにいき、もちろん無理なものは手を引くことも視野に入れ、これからも新しいことに取り組んでいきます。

頑張る

<市長公務1487日目>
10時~ 平成27年度あさひ健康マイスター表彰式<あいさつ>
13時30分~ ㈱ゼンリンとの災害時における地図製品等の供給等に関する協定締結式<あいさつ>
14時30分~ 時事通信社インタビュー
16時~ 面会