複数のルートから、ある新人議員が職員を恫喝した、というニュースが伝わってきました。市民からの要望を伝えたところ、無理だという回答になったため、やれるだろう、いいからやれ、という話になったようです。

その昔、ある議員が担当部署に依頼に行って要望を断れた際に「俺を誰だと思っとる!議員の○○だぞ!」と、当選直後に怒鳴った、というのは有名な話でしたが、まさかこの時代になってそんな話を聞くとは思いもよりませんでした。

私も、職員と議論する中で、侃侃諤々言い合うことはありますが、議員であることをかさにきて、職員を恫喝するようなことはしたことがありません。というか、それは議員の仕事ではないと思っています。議員は権力がある、何を言っても大丈夫だ、とか思われては、同じ身分の我々はたまったもんではありません。正直、そんな人に「議員はボランティアで」とか言われたくありません。

ちょっと、議会が前近代的になってきたと、残念な思いがいたします。