ブログ版 水野義則Times

愛知県尾張旭市の水野義則です。市議会議員を4期13年務めさせていただき、平成24年3月25日から市長に就任し、現在2期目になりました。よろしくお願いします。

※ 本ブログは、水野義則オフィシャルなブログです。
※ 尾張旭市オフィシャルなブログではありません。

響け!!和太鼓2011

知り合いから案内をいただきましたが、私の家には貼りだして通行者に見えるようなところがありませんので、こちらでご案内させていただきます。

尾張旭童太鼓創立18周年記念公演
響け!!和太鼓2011

平成23年8月7日(日) 午後5時30分開場 午後6時開演
尾張旭市文化会館あさひのホール
入場無料

20110806童太鼓

議員報酬2割削減の否決について

6月24日の本会議最終日で、議員提案第1号、議員報酬を任期中の4年間2割削減する内容の議案が、賛成4反対16(議長は採決に加わりません)で否決となりました。新聞には結果のみ掲載されていましたが、私なりの見解を述べておきたいと思います。

23日の議会運営委員会の質疑では、私も15~6項目の質問をしました。ここは議論というよりは質疑の場ですので、基本的に淡々と質問をしましたが、それでも45分くらいはかかったと思います。この質疑の中で明らかになったことは

・とにかく東日本大震災による国難であり、尾張旭市も2億円の交付金が削減される中、早急に議員報酬を削減し、財政に寄与する必要がある
・議員報酬が生活給たるべきか否か、についてはまだ議論が不足しており、今後さらに議論を進める必要がある
・削減幅の2割については、生活給+必要経費として考えた場合でも、ぎりぎり認められる削減幅と考えているが、数値的な根拠は示せない
・削減される3千万円は2割削減の結果であり、議会費から3千万円をねん出しなければならないという明確な数値根拠はない
・3千万円の使途は、財政当局に委ねる
・議員の仕事の定義はまだ確立したものがない。個人的には、主催者が来賓として招待した行事は議員の仕事と考える

ということでありました。言い方は悪いかもしれませんが「未曽有の災害が起きたのだから、エイヤと削減しましょう」という感じに受け取れました。ただ、3月議会での修正案とは、提出の仕方も内容も理由も、ちゃんと変えておられましたので、ちゃんと議会のルールを勉強したうえで提出してきている印象はありました。

ただ、24日の賛成討論で、この議案の提出者の1人として名を連ねていた議員の主張した内容は、上のものとはかなりの部分で異なるものでした。

・生活に苦しんでいる市民と比較して議員はとにかくもらいすぎ
・自分が話を聞いた支援者中心の約50人の人はもっと削減するべきと言っている(人事院勧告とか報酬等審議会のことを説明していない節アリ)
・自分は5割カットでも良いと思っているが、前回2割でも反対されたのだから、賛成が得られそうな2割で提案した
・自分は再度当選することができたら東日本大震災に関係なく提出するつもりだった(3月議会の提案理由で、この場に立つのが最後かもしれないとか、4年間の行動を反省しているとか言ったこととと矛盾)
・来賓が議員の仕事かどうか決まっていない。来賓で行事に出席したとしても、それで報酬が増える訳ではない(ほとんどの行事に来ていない(しかも欠席連絡もしていない)人に言われたくない)
・とにかく東日本大震災で大変なのだから理解してほしい(震災と関係なく出したのであれば、自己矛盾した主張)

ただの賛成の意思表明であれば何を言っても構いませんが、共同の提出者なのですから、もう1人の方とここまで意見が違うのは、議案提出権1/8の乱用とも受け取られかねません。カッコ内は私の感想ですが、とにかく、説明に立った議員が上手に、反論されないように議会運営委員会では説明していたのに、この感情むき出しの討論ですべてが台無しになった印象を受けました。何というか、自分のことを棚に上げ過ぎなんですよね。この議会運営委員会の時も、ずっと傍聴しておられましたが、あまりの検討のあいまいさに笑いを抑えれなかった委員に傍聴席から「何笑ってるんですか!」と大きな声で噛みついていましたが、他の議員から「今度から議場で『何寝てるんですか!』と言ってやろう」と言われていました。しかも、この議員提案の審査が終わると、すっといなくなっていました。議会にかかる時間を極力減らし、サラリーマンは仕事、自営業者は自営、NPOの方はNPO活動、に割く時間を増やせば、そちらでの収入が増えれば、確かに議員報酬は少なくて良いかもしれません。ぶっちゃけ話、われわれから見て、一番議員活動を極力減らし、NPO活動に時間を割いている方が、他の議員に「もらい過ぎ」と言うには、もっと深い検討が必要だと思います。来賓としての行事をほとんど欠席し、地域の活動にも顔を出さない、確かにそれなら議員はボランティアでも良いかもしれません。しかし、他の議員がそうした活動をし、そこから議員活動に必要な情報や知識を得ているのも事実なのですから、それをしない人がそれを評価するのはおかしな話です。

3千万円の使途について、「福祉と教育に使って欲しい」と言っていましたが、白鳳小学校の研究発表会を無断で欠席し、先生方を慌てさせたこの議員が、どこまで教育のことを真剣に考えているか、私は疑問であります。うわべだけで言葉を使って欲しくはありません。しかも「向こうから勝手に招待してきたやつに、そんな連絡いるんですか?」とか言われてた気がしますが。

議員報酬はいくらが妥当か?

という議論は、

議員の仕事って何?

ということから始める必要があると思っています。提出者の方も、3月議会ではそう言っておられる訳です。それなのに、今回は震災の緊急性を盾に、エイヤと決めましょう、と言ってきている、その議案には私は賛成することはできません。議員の仕事を決めることは、そんなに簡単なことではありません。たまに「お前ら税金で食ってるんだから、行事は全部顔出して当たり前」と言われることもあります。そういう市民の印象・思いも一緒に変えていき、みんなで「議員とは?」というイメージが共有できて、初めて「それなら報酬はこれくらいだ」と言えると思います。少なくとも、そういう作業を我々議会がしていかなければなりません。会津若松市議会では、そういう作業をされた結果、時間で考えると今の報酬より多い額が妥当だと算出されたとのことでした。もちろん「お手盛りだ」というご批判もあったようですが、1つの基準として「自分たちはこう考えた」と言えるということは大きいと思います。

議員報酬というのは、今自分が受け取る金額を決める、という意味以上に、将来の議員のあり方や、将来立候補してくるであろう政治家の人生設計にかかわってくる問題であります。検討して決めた結果が、月1万円であれば、それはそれで構わないと思います。私はその金額ではやれないので、立候補しない、あるいは辞職するだけの話です。本当に真剣に検討した結果であれば、それを受け入れることには何の抵抗もありません。市民と共有した「議員とは」の「ビジョン」に私がなじまないだけの話であります。

こんな考えから、私は今回賛成しませんでした。「お前らの仕事は、議員の定数と報酬を減らすことだけ。それ以外のことはやらなくて良いし、どうせやれない」なんて言われたこともありましたので、お叱りをいただく場面もあるかもしれませんが、私は自分の判断に迷いはありません。とにかく、今回の提案のやり方、内容ではとても認めることができません。あり方検討会の委員に内定している方が「あり方検討会でやると言っても、まだ立ち上がってないじゃないか!」なんて、よく討論の中で言えたものです。「パフォーマンスとスタンドプレーは違う」と言っておられた方の言葉の意味が、よく分かりました。

議員は何でもアリ?

本会議最終日のドタバタは、肉体的にも精神的にも大変疲れました。審議が延び延びになって、午後からの予定をキャンセルした議員も多くありました。私もその一人であります。

今回の紛糾の元は、議員報酬を2割削減しようという議員提案に対する賛成討論でした。賛成討論とはとても言い難く、私は「所信表明?」と感じましたが、とにかく自分の思いをまくしたてる、そんな内容でした。その中でも問題視されたのが、事実に基づかないことを断定的に発言したことと、この議案とは全く関係の無い内容を述べたことでした。

結果的に、発言の大部分を取り消すことになりましたが、これも私の提案であり、すっと具体的に指摘されたところしか訂正するつもりは無い、とのスタンスでしたので、それなら夜までかかっても一言一句チェックするだけだ、と覚悟もしました。なぜなら、発言の訂正は会期中しか行えず、今日が6月定例会の最終日だったためです。まあ、理事者も含めて人件費の無駄遣いである、との指摘もあり、最後は謝罪も含めての受け入れとなりました。

ただ、この訂正をする/しないの議論の中で、さらに火に油を注ぐような発言もありました。全体的には、自分は市民感覚に基づいて発言しているのだから問題はないんだ、というスタンスでしたが、

「そんなこと正確には市民はほとんど知らない」

との発言には、ただ唖然とするばかりでした。市民感覚を持ち合わせていようがいよまいが、議会という場は何を言っても良い場ではありません。事実に基づいていないといけないので、だからこそ我々は時間をかけていろいろなことを調べたりしているのです。それを怠った上に、市民は正確なことを知らないから発言しても良い、などということは言語道断です。思わず

あなたは議員になったのでしょうが!

と叫んでしまいました。議員になるということは、何もえらぶることではありません。市民感覚を忘れないことも良い、市民感情を大事にすることも良い、ただ、議場という一定のルールが存在する場所で、市民を代表して発言するのですから、その発言には責任を持てなければなりませんし、もし市民の方が間違った情報をお持ちなら、その方に正しい情報をお知らせするのも議員の大事な仕事なのです。

こんな感覚で議会に来られては、我々も余計な仕事が増えるだけでたまったものではありません。「声が大きいから恫喝と誤解された」なんてよくおっしゃいますこと。

はぁ。
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