ブログ版 水野義則Times

愛知県尾張旭市の水野義則です。市議会議員を4期13年務めさせていただき、平成24年3月25日から市長に就任し、現在2期目になりました。よろしくお願いします。

※ 本ブログは、水野義則オフィシャルなブログです。
※ 尾張旭市オフィシャルなブログではありません。

きれいな予算書、決算書

予算書や決算書は、その年度の予算を決めたり、1年間の税金の使い方をチェックしたりする大事な書類です。その様式や記載レベルは各自治体でまちまちです。尾張旭市の予算書は、非常に細かい内容まで記載されいると、他の自治体の方からは好評です。大きな自治体ほど、予算規模そのものが大きいので、予算書が簡略化する傾向にあります。尾張旭市の予算規模は、そういう意味では議員がチェックするにはほどよい規模なのかもしれません。例えば、「道路補修工事」でまとめられそうな部分も、「○○線道路補修工事」のように、規模の大きな工事について場所や路線が分かるようになっています。

とはいえ、尾張旭市の予算書は、一般会計で300ページ弱、特別会計も300ページ弱の規模です。決算書になりますと、成果報告書や決算審査意見書などもあり、さらにチェックすべきページが増えます。これを、30日に満たない会期中にチェックをするのですから、想像以上に大変な作業であります。議会によっては、理事者が各会派を回って概要を説明するところもありますが、尾張旭市は予算規模や新規事業についての概要説明会が開催されるのみです。

さて、ぶっちゃけ、議員はこんなに分厚い予算書や決算書を読んでいるのでしょうか?

正直なところ、いろいろだと思います。全く手つかず、という議員はさすがにいないでしょうが、ちらっと見ただけ、とか、常任委員会に分割付託されるところは、自分の担当する委員会の分だけ、とか、そういう議員はいると思います。よく、委員会で質問しようと思ったところに付箋が貼られていたり、折り目がついていたりしていると、ああ読んでるな、と思いますし、普通に読んでいれば背表紙にも折り目がついたりします。そうなってない、きれな予算書、決算書を持っている議員は…。

理事者からの説明を聞いて、気になったところだけ質問してみたり、他の議員の質問に追加して質問したりする議員もいます。まれに「自分はこれしか質問することがないから、先に質問させて」なんてのんきな方もいます。予算書を一生懸命読んだところで、報酬が増える訳ではありません。報酬は日当制だ、なんて話も出ていますが、家や会派室で真剣に予算書を読むと、1日とか半日とか時間がかかるものです。そういう時間をかけているかどうか、というのはなかなか市民には見えないものです。そういう場合、議員が持っている予算書や決算書、あるいは議案書をチェックしてみると良いかもしれません。



筆舌に尽くしがたい

3/11に発生した、東北から関東にかけての大地震は、その凄まじさを1日経った今でも見せつけています。まさに、筆舌に尽くしがたく、本当にただ、自然の驚異、そして人間の無力さを改めて思い知らされたような気がします。

地震発生時、私は市役所の会派室で会派会議中でした。「大きいぞ」と誰かが叫び、長く続く揺れに避難した方がよいのかどうか迷っているうちに、少し揺れが収まった感じがしましたが、その後に続く余震に恐怖を覚えました。と同時に、すぐに地震の状況や津波の警報の内容が分かり、情報伝達速度にも驚かされました。平成7年の阪神大震災以降、確実に地震対策は進んでおり、約250倍のエネルギーとも言われる今回の地震で、被害を食い止められた部分もあったかもしれません。

しかし、「水」の怖さは改めて感じました。この地域は平成12年に東海大豪雨を経験していますが、あの時、何でこんなところまで水が?と怖かったことを思い出します。今回、津波というメートル単位での海面隆起が、どんどん近づいてくる恐怖、そして全てのものを破壊しつくすその威力、がれきの山になってしまった被災地の映像を見るたび、胸がえぐられるような感覚に襲われました。

自分の無力さを呪いつつも、何かできることを探していきたいと思います。被災から72時間で生存率がぐっと下がる、と言われています。現地の状況を逐一報道していただくのも結構ですが、取材班の方が少しでも物資補給や人命救助に手を貸していただけることを望んで止みません。

目立つな

政治家は目立ちたがりが多い人種だと思います。だからこそ、他の政治家が目立つことを好まない人がいます。選挙が近づけば、それが票になろうとならなかろうと、ピリピリする人が増えます。

団体の活動などを新聞記者が取材に来た時など、そのメンバーの中に議員がいると写真に入らないように記者の方が気を回している様子が伺えます。なるべく後ろ姿になるように、とか。私服を着ていたりすると気が付かなかったりして、その写真が新聞にでも掲載されようものなら…。(笑)

話は少し変わって、選挙の時、新聞の近郊版などに顔写真と経歴などが掲載されます。名古屋市議選も、告示日の夕刊に掲載されていました。これを見て「ん?」と思われた方もあるかもしれません。一言で説明するのは難しいのですが、紹介されている経歴のレベルがあまりにばらばらなのです。

例えば、「和食チェーン店員」なんてのを見ますと「え○ぜんか?」とか、「カラオケチェーン店員」は「シ○ックス?」とか、邪推したくなるようなものもありますが、アルバイトだとすると「○○社長」とか「○○議員秘書」なんていうのとは、かなり違うような感じがします。

この経歴は、各新聞社が独自に選びます。立候補前に経歴書のようなものを提出するよう求められますが、新聞社ごとにフォーマットがあり、その中から掲載するものを選ぶようですが、その時にあまりに掲載する内容が無いと新聞社も困るようです。それは

内容が少ないと目立つから

だそうです。だからアルバイトでも何でも、文字数を増やせる経歴を探してくるわけです。経歴の文字数が少なく目立つことで、投票行動が左右され、公平性を欠くことを避けるため、ということのようです。以下は、私が実際に経験したある新聞社との会話です。


新:「経歴書を提出していただきましたが、他に何か掲載できるものは無いですか?」

私:「無いです。そのまま掲載してください」

新:「いや、おひとりだけ行数が少なくて目立つと困るので。自治会の役員とかやられてないですか?」

私:「やってないですねぇ。町内会の班長ならやりましたけど」

新:「班長ではちょっと…。同窓会の役員とかは?」

私:「やってないですねぇ。」

新:「うーん、困りましたねぇ。」

(私:いや、本当のことで困られても…)


結局、「会社員」が「コンピューター・ソフトウェア会社勤務」のような形で行数を稼ぐことで解決されたようですが(笑)。

政治の世界、経歴が無いことも問題になることがあるのです。

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