ブログ版 水野義則Times

愛知県尾張旭市の水野義則です。市議会議員を4期13年務めさせていただき、平成24年3月25日から市長に就任し、現在2期目になりました。よろしくお願いします。

※ 本ブログは、水野義則オフィシャルなブログです。
※ 尾張旭市オフィシャルなブログではありません。

「災害と障害者」の講演会を受講中です

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AJU自立の家 わだちコンピュータハウスの菅沼良平さんを講師にお迎えし、被災地での支援状況と、障害者の被災・支援状況について、講義をしていただいています。

「来賓」と現場感覚

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これは、5月25日に開催された「社団法人シルバー人材センター通常総会」の様子です。「来賓」として市議会議員が招待され、代表で伊藤議長があいさつをしました。

こうした「来賓としての出席」は、市議会議員としても、また校区などの地域の議員としても、年間でかなりの数があります。議長ともなれば、その数は何倍にもなります。 そもそも「来賓」とは

式や会に主催者から招待された客

であり、「華を添える」という言葉もあり、役職を持った人がきている、という、まあ一種の格付けのような面もあるのだと思います。それもあってか、来場者の方からは「エラそうに来てあいさつしてるんじゃない」とか、嫌味を言われたりすることもままあります。来賓が続いてあいさつが長かったりすると、うんざりした経験のある人も多いのではないでしょうか。 私は、主催者から求められればあいさつもさせていただきますが、自分からさせて欲しいとお願いすることはありません。天候が怪しくて、飛ばしてもらったことも何度もあります。別に、そこであいさつして顔売って、選挙に有利にしよう、なんて考えはこれっぽっちもありません。そんなことが選挙で有利になるとも思っていません。ただ「選挙活動じゃないか」と言われたことはあります。招待されたので、時間を取って出席して、そこまで言われるとちょっと…という気もしますが。

そんな来賓と市議会議員の関係ですが、招待された市議会議員全員が出席している訳ではありません。特に何か強制される訳でもありませんし、他の行事や仕事で欠席をされる方や、ポリシーを持って出席されない方もあります。今任期ですと、これまで5/15の市民体育大会と今回のシルバー人材センター総会の2つが、全議員に来賓として招待のあった行事でありますが、5/15は欠席が3名、5/25は欠席が2名で、この2名は2回とも欠席でありました(水野義則調べ)。

私は、極力時間を作って、行事には出席するようにしています。少なくとも私は、「議員さん」とちやほやされるためにこうした行事に行くのではなく、現場を見るために行っています。卒業式や入学式に行けば、児童・生徒がどれくらいその校区にいるのかとかが垣間見えますし、学校の様子などについて他の来賓の方と情報交換もできます。今回のシルバー人材センターの総会では、会員の数や仕事の受注量がどうだったのかな?ということが分かります。また、以前からこの総会資料は印刷屋に出して作る立派なものだったのですが、先日会派の3人で現地を見に行ったときに、輪転機で印刷して、会員さんの手作りで作製しては?という提案をしてきて、その結果がどうだったのかな?という確認もできました。実は、手で印刷してホッチキス止めした資料に変わっていました。印刷屋さんには申し訳ないですが、センターとしては経費削減と会員の仕事増になったと思います。こうしたことは、私は現場でしか得られない貴重な「感覚」だと思っています。だからこそ、極力多くの行事に出席をさせていただいています。

今回、2回とも欠席されたお二人が、どのような事情で欠席をされたのかは分かりません。しかし、奇しくも、議員のボランティア化や、議員報酬の削減を言われている方であります。行事に出席するとなれば、それなりに時間は取られます。たとえその行事自体は30分で終わるものであっても、半日潰れたりするものです。その間、仮に仕事をすれば、収入が得られる訳です。逆に言えば、収入を減らして、こちらに充てている、とも考えられます。もし仮にそうだとすれば、時間をかけていない方の人たちに「ボランティアで」とか「報酬減らせ」などと言われたくない気もします。

来賓は公務なのか、何かあったら公務災害が適用されるのか、などちょっと調べて、出欠も統計を取ってみたいと思います。
 

本会議インターネット中継でひと悶着

5月27日は議会運営委員会が開催され、予算化された本会議のインターネット中継の方式について、最終的には業者に委託する方式で進めることに決まりましたが、そこに至るまでにはひと悶着あり、私もついついエキサイトしてしまいました。

もともと、インターネット中継の方式は、業者に委託するか、Ustreamのような無料の中継サイトを利用するか、という2つの意見で割れていました。確かに、流山市議会や鳥羽市議会など、最近は無料サイトを利用する方式の実証実験が全国各地で始まり、はやってきています。ただ、皆様ご存じのとおり、Ustreamなどでの中継は、映像や音声が途切れがちで、アクセスが集中すると全く映らなくなるなど、その安定性には疑問符が付きます。現実に、鳥羽市議会ではUstreamでの中継初日はアクセスが殺到して全く映像が流せず、あとでお詫びの文章がHPに掲載されていました。

とはいえ、かかる経費がぐっと抑えられるのは、これは魅力です。何せ、システム使用料が「タダ」なのですから。

そういう事情がありましたので、冒頭で私は、この2つの比較は優先度等の問題であり、好みの問題も入るので、どちらがよりどうだという議論はなかなか難しい、と前置きした上で、議会としての公式な配信であることを重視し、業者に委託する方に賛同する旨の発言をしました。

しかしその後、無料の中継サイトを推す1人の委員から多くの発言があり、業者委託は安易だとか、自己保身に走っているだとか、後ろ向きの考え方だとか、散々な言われ方をしました。今、Twitterを確認しましたところ、好き勝手に書いておられるようです。結局のところ、Ustreamは最先端の取り組みで、それに向けて前進しないのは保守的で後ろ向きだ、ということらしいです。Ustreamの方が最先端だなんて誰が決めたのか、ということを言いたいと思います。そっちの方が優れている、と思うのは自由ですが、だからと言って一方を「後ろ向き」と決めつけるのはいかがなものかと思います。奇しくも、3月議会で修正案の賛成討論に立ち「断片的視野で自己主張を述べられておられましたが、視点の相違や価値観の相違をもって、意見の違うものを廃するような不合理な発言に対しましては憤慨をしております」と述べた人が、立場が変われば同じことをしていると取られるのではないでしょうか。誰も無料中継サイトのコスト面での優位性を否定していませんし、他市の事例があることも否定していません。むしろ、言っていることはよく分かるよ、という発言まで複数の委員がされている訳です。それでも、コストよりも安定性の方を重視した方が良いのではないか、というのはまさに価値観や視点の違いであり、自分が言われたと感じた時には憤慨し、そうでない場合は同じような発言をする、ということなのでしょうか?

Twitterでも「厳しい経済情勢下何が必要なのかがいまいち理解されなかった事が残念」と述べておられますが、そうではないのです。インターネットで中継しなくたって、誰も死んだり困ったりしないのですから、本気でそうおっしゃるのなら止めたら良いのです。犬山市のように、議場にiPhone等を持ち込み可能にして、個人的に所有している議員が自分の責任で中継したら1円もかからないです。その方がコスト的にはずっと低く済みます。尾張旭市議会の機器の構造上、議場のカメラの映像を使用しようとすれば、0円ではできません。これは、篠田議員と私が、機器室で現在の接続状態を確認しています。今任期から議員定数が3減り、年間の議会費が2千万円強削減される中、ようやく予算化された年間200万円程度の予算です。だからこそちゃんとやりたい、という意見が、はやりのUstreamでないことをもってして「後ろ向き」と揶揄されるいわれはありません。

そもそも、鳥羽市議会では職員が相当研究したと述べておられましたが、尾張旭市議会も職員は相当調べていました。私も篠田議員も何度も相談に乗りましたし、犬山市の状況なども情報交換していました。決して、最初から業者委託に誘導しようとして資料を作った訳でもありません。Ustreamでやれるとしたら、どんな形になるのか、ちゃんと考えての結果であるのに、そうした努力を認めず、ただ「自己保身」と決めつけられるのは大変に不愉快でした。業者委託は「カネをかければ何だってできる、安易だ」と述べられましたが、逆に言えば「タダだから、はやっているからと飛びつくのも安易」と言えると思います。

本質は「タダだ」とか「はやっている」とかではありません。この両者はもともと異質なのです。インターネット経由で中継が見られる、という結果においては同じですが、真っ向から比較するのは無理があるのです。片方は、既に提供されているサービスの枠の中に、尾張旭市議会のコーナーを作成することであり、もう片方は自らそのサービスを提供することであります。この異質な2つを、完ぺきな論理をもって比較することは、もともと不可能なのです。最後は好きか嫌いか、何が優先されるか、ということになってしまいます。尾張旭市議会としては、どちらかにするか、両方にするか、両方ともやめるか、しかないのです。だから私は、そこまで言うなら止めれば良いと委員会の中でも発言しました。それが一番コストがかからないですから。

それでも、もし仮に誰も見ていなくても、議会として情報を発信し、少しでも多くの市民に議会に興味を持ってもらうんだ、として始める訳ですから、サーバの不調でA議員とB議員の質問だけ映像がありません、なんてことは避けるべきだと私は思うだけであります。それが後ろ向きだというのなら、インターネットでの中継は止めたって一向に構わないです。

まだ、市民に意見を聴くべき、とおっしゃっておられるようですが、聞けば「この震災で大変な時に、何を言っているんだ」ということになると思います。ここまで何年も議会中継の実現を訴え、ようやく形が見えてきたところではありますが、議会のあり方検討会では機器まで持ち込んでUstreamでの中継デモまでやりましたが、自己保身とまで言われては正直気力も萎えてきました。最後に、僕のことを言ったのでは無いと弁明されていましたが、あの文脈・話の流れからはなかなか「そうですか」とはとれなかったです。
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